レポート
今回は、7月13日(土)に桐生市総合福祉センターで行われた『IIBASHO PARK(いいばしょ ぱーく)』の模様をレポートします!
『IIBASHO PARK』とは、『良い居場所、心地いい居場所=IIBASHO』を一同に集めた居場所のテーマパーク!
様々な『居場所』を実際に見て体験してみることで、新しい居場所に出会えたり、自分も新たな居場所づくりをしてみよう!と思えるようなキッカケができる。そんな1日を目標に20以上の団体などが出店し、NPO法人キッズバレイが運営を行ったイベントです。
当日は、10時の開場と同時にたくさんのお客様が入場!
小学生くらいのお子さんとご家族を中心にご来場いただき、会場が一気ににぎやかになりました。
駄菓子屋よこまちや
1階室内の入り口を入ると、まずは駄菓子屋「よこまちや」が開店中!
お笑いコンビ「ワンクッション」のメンバーでもある佐藤さんがお客様を出迎えます。
「よこまちや」では駄菓子の販売はもちろん、水にコインを落として点数を競うゲームも遊べました!
Book Cafe Toshiの囲碁教室
「よこまちや」のお隣は、「Book Cafe Toshi」の店長トシさんが開催する囲碁教室。
初めての方でも気軽に遊べるミニ盤面を使って、初めての囲碁を楽しむお客さんの姿が印象的でした。
Flat~ふらっと~の子ども服リユースマーケット
囲碁教室の向かいでは、「Flat~ふらっと~」による子ども服リユースマーケットがオープン。
カラフルな子ども服がずらりと並び、地域内で子ども服をシェアする広場となっていました。
Rejoiceの工作ワークショップ
お隣では「Rejoice」による工作ワークショップが開催。
参加者は提灯やランタンなどを思い思いに飾り付けし、完成後は会場内を持ち歩きました。
株式会社ダイナム・コープぐんま・パルシステム・アザレ化粧品桐生サロン
その隣は「株式会社ダイナム」による射的と球拾いゲーム!
景品のお菓子を目指して、みんな一生懸命頑張ります!
コープぐんまやパルシステム群馬、アザレ化粧品桐生サロンなども出店し、「食」や「健康」にまつわる居場所づくりの一環となりました。
茶道家 川島宗鳴さんによるユニバーサル茶道
室内の真ん中は「ユニバーサルゾーン」となっており、どんなひとでも居心地よくいられる居場所づくりに取り組む団体が集合!
まずは、茶道家 川島宗鳴さんが開催する「ユニバーサル茶道」
こちらは、従来の茶道のように靴を脱いで正座をする必要がない、椅子と机で気軽に体験できる茶道のスタイルです。
健常者の方はもちろん、足腰の不自由な方や車椅子の方でも茶道を体験する場になればという意図で今回開催しました。
通常の椅子のほか、ユニバーサルシートの普及を推進する「笑って子育てロリポップ」よりユニバーサルシートをお借りし、ベンチのような形で使用。
小さなお子様をお連れの方も座りやすいシートになっており、幅広い方が茶道を体験しました。
セラピードッグのタフィーちゃん
向かいには「清水歯科医院」よりセラピードッグのタフィーちゃんが参加。
人間の心身を癒すセラピードッグの資格を持ったタフィーちゃんが会場全体にほっと一安心するような空気をもたらしてくれます。
通りがかったたお客さんはタフィーちゃんの頭を撫でたり声をかけたりとふれあいを楽しみました。
多くの人が来場するにぎやかな会場でしたが、ずっとおだやかに過ごしていたタフィーちゃん。このたたずまいの穏やかさが、「セラピードッグ」の特性なのかもしれませんね。
NPO法人あめんぼ
「NPO法人あめんぼ」は、団体所属のデザイナーがデザインしたイラストを使ったオリジナルグッズを展示販売。
あめんぼには自閉症などの障害を持ちながらアーティストとして活躍するデザイナーが数多く所属しており、カラフルで華やかなアイテムがずらりと並びました。
Mash up!
向かいでは、健常者と障がい者の垣根をなくした福祉の情報発信を目指す「Mash up!」が出店。オリジナルグッズの販売のほか、会場内を紹介するインスタライブも開催します。
インスタライブでは会場の雰囲気を紹介しつつ、さまざまな出店者の方とクロストークを展開。この日この会場にさまざまな人があつまったからこそ飛び出す話が満載でした。
※インスタライブ写真:Mash up!Instagramより
きりゅう まちのせんせい見本市ミニ
室内の後方では「おむすびの会」による「きりゅう まちのせんせい見本市ミニ」が開催!
10種類近くの多種多様なワークショップが開催され、子どもを中心にたくさんの来場者が遊んで学べるワークショップを楽しみました。
きりゅうシネクラブによる映画上映
会場3階の多目的室では、「きりゅうシネクラブ」による映画上映が行われました。
客席は、椅子はもちろんソファや畳などさまざまな体勢で見られる形式がとられ、当日はたくさんの人が映画を鑑賞しました。
上映された映画は「瞼の転校生」。
中学校を舞台にした映画であり、元々中学校であった建物を総合福祉センターとして改修した会場にぴったりのタイトルでした。
キッズバレイの活動報告
会場の廊下では、NPO法人キッズバレイの活動報告が展示されていました。
先日実施した「アンケートの名前」の途中結果発表のほか、これからの居場所づくりのシンボルとなる新マスコットキャラクターの命名投票も!
来場者の思う「良い居場所」を自由に書いて貼るスペースもあり、思い思いの案が集まりました。
冥土喫茶×みやま園のコラボ喫茶
室内の「多目的スペース」では、福祉アンテナショップ「みやま園」と、シニアの居場所づくり企画「冥土喫茶」のコラボカフェが開催!
みやま園が提供するIIBASHO PARK限定のランチプレートが提供され、「冥土喫茶」のメイドさんが笑顔でお客様のもとへ運びました。
会場内ではキーワードラリーも
会場全体では、マークを手がかりにキーワードを探すキーワードラリーも開催。
参加者は会場内のあちこちに張られたマークを探し、キーワードを推理しました。
駐車場ではキッチンカー!
会場の外の駐車場ではキッチンカーが展開。
「ワインバーココクルン」「シフォンケーキmaru」が軽食やスイーツなどを提供しました。
ロリポップの「ハッピートレーラー」展示
その隣では、車椅子などの利用者が休憩や着替えに利用できる「ハッピートレーラー」が展示され、体験と利用が可能なスペースに!
「ハッピートレーラー」とは、ユニバーサルシートの普及を推進する「笑って子育てロリポップ」が普及を進める、ユニバーサルシート搭載の車両です。
かわいいハッピートレーラーに、車椅子利用者はもちろんそうでない人も興味津々。トレーラーと、トレーラー内に設置されたユニバーサルシートについて理解を深めるスペースとなりました。
15時まで開催されたIIBASHO PARK 昼の部は、約700人の方が来場し、とてもにぎやかなイベントとなりました!
17時から開催された夜の部のレポートは後日公開予定です。お楽しみに!