レポート
日本酒ができるまで Prat1 田植え編
2024年6月15日(土)に桐生市新里町の田んぼで、酒米の田植えを行いました。東京や埼玉などから5組の家族が桐生へ来てくれました!
田植えを経験させてみたいという家族や、桐生にもともと興味があるがちゃんと来たのは初めてという人や、去年とてもよかったので今年も参加させてくださいとリピーターの方もいました。
自己紹介では『桐生の魅力』についてそれぞれ発表してもらいました。
桐生市酒米生産組合の小池さんの田んぼに向かい、小池さんが田植えの仕方を教えてくれました。「稲を3つ4つくらいを根っこごと束にして取って、田植えの線に沿って泥の中に植えるんだよ」
子どもたちも説明を聞き、期待に胸を膨らませていざ田んぼの中へ・・・。
泥の中に足が入ると思っていた感触と違うのか「ぐにゃぐにゃしてる」など恐る恐る歩いたり、小さい子も泥の中に足を入れられない子などもいましたが田植えが始まるとみんな真剣です。
「おれ50個くらい植えられた!」
「無心に真剣になって自然に触れるっていいですね」
と、子どもも大人も真剣に田植えをおこない、田んぼ一面植えることができました。
『体が痛いけどいい疲労感ですね。自然に触れるって気持ちよくて最高です。』
田植えが終わると、足を洗い川遊びをするために、近くの幼稚園へ。
「近くなら歩いていきたい。」という子どもの意見でみんなで歩いていくことに。
いつの間にか仲良くなった子ども同士とそれを暖かく見守る大人たち。
歩きながらいろんな自然を探したり、移動時間も楽しい時間となりました。
見守る大人たちも「こんなに安心して川遊びをさせられるなんて感動します」
と自然に触れて楽しむ子どもたちの笑顔を見ながら言っていました。
気温も高く川遊びにもピッタリな陽気で時間を忘れて川遊びに夢中。
それから、一旦解散して銭湯へ行ったり、お昼寝などしばらく自由時間を過ごし、夜はCOCOTOMOに集合しました。
夜も、桐生市酒米生産組合の皆さんや知久園長先生交えての交流会です。
お料理は、野菜ソムリエの粕川美智子さんが腕を振るい、地元の野菜をふんだんに使ったワンプレートと地元農家さんが差し入れてくれた新鮮きゅうりの冷や汁をご用意しました。
参加者の皆さんからの感想
●貴重な経験が出来た上に、親子で楽しく美味しい時間を過ごせ、お酒やお野菜のお土産まで頂けて、何の言う事もございません。銭湯も素敵でした。ありがとうございました。
●息子が終わった後の昨夜、あー楽しい1日だった!!と喜んでいて、今日も田植え楽しかったなーと話していたので、とても良い体験だったようです。
●土の感じや、皆さんと協力して稲を植えたのが楽しかったです。
●川遊びは水も綺麗で深くなく、流れも穏やかで良かったです。親の目の行き届く範囲で遊べた事も有り難い事でした。園長先生が作ってくれた滑り台も大喜びでした。
●普段、中々お話する事の出来ない方々(農家さんや、杜氏さんなど)とお話が出来た事も貴重な経験でしたし、大人には美味しいお酒とご飯、子供には遊べるスペースがあり、幸せな時間でした。