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【イベントレポート】IIBASHO PARK 夜の部
【イベントレポート】IIBASHO PARK 夜の部

IIBASHO PARK夜の部は17時から開催!

今回は、7月13日(土)に桐生市総合福祉センターで行われた『IIBASHO PARK(いいばしょ ぱーく)』の夜の部の模様をレポートします!

『IIBASHO PARK』とは、『良い居場所、心地いい居場所=IIBASHO』を一同に集めた居場所のテーマパーク!

様々な『居場所』を実際に見て体験してみることで、新しい居場所に出会えたり、自分も新たな居場所づくりをしてみよう!と思えるようなキッカケができる。そんな1日を目標に20以上の団体などが出店し、NPO法人キッズバレイが運営を行ったイベントです。

IIBASHO PARK夜の部は17時から開催!

中庭では防災クッキングを体験

会場は17時からがらりと催し物が変わりました。

1階の中庭にはお鍋が並び、耐熱ポリ袋を使った防災クッキング「パッククッキング」が開催!
講師に、群馬大学大学院 理工学部 災害社会工学研究室 金井教授を迎え、防災時だけでなく普段の時短クッキングにも役立つ調理を体験します。
中庭では防災クッキングを体験

食材を袋に入れてゆでるだけ!牛乳パックで食器づくりも!

あらかじめカットされた野菜から好きな具材を選び、カレールーと一緒にポリ袋へ。
別の袋にお米とお水を入れ、お湯を張ったお鍋に入れてゆでることで、洗い物を出さずにカレーが作れました。

調理だけでなく、牛乳パックを使った食器づくりも体験できました。
牛乳パックにラップを敷くことで、食器洗いの手間がかからないお皿が完成します。
当日は金井教授のもと群馬大学の学生がスタッフとなり、参加者の方と一緒にお皿づくりに取り組みました。
食材を袋に入れてゆでるだけ!牛乳パックで食器づくりも!

暑さを吹き飛ばす!怪談+肝試し迷路「河童と飴玉」

1階では、3つの会議室すべてを使い、怪談+肝試し謎解き迷路が遊べました。

17時の開場前から、廊下には長蛇の列が!
子ども連れのファミリーを中心としたたくさんのお客さんが、怪談と肝試しを楽しみにして来たようです。
暑さを吹き飛ばす!怪談+肝試し迷路「河童と飴玉」

「桐生お話の学校」による怪談話

まずは、「桐生お話の学校」による怪談話を聞くお客さんたち。

怪談は語りだけでなく、人形を使った手遊びを交えたものなどもあり、小さな子どもから大人まで真剣に聞き入っていました。
「桐生お話の学校」による怪談話

「河童と飴玉」の巨大紙芝居が上演

いくつかの怪談が語られたあと、最後は桐生に古くから伝わる民話「河童と飴玉」の巨大紙芝居の読み聞かせが始まります。

コミカルな河童が出てくるものの、河童が幼い子どもの命を奪うためにやってくる…という恐ろしいストーリーに静まり返る会場内。
「河童と飴玉」の巨大紙芝居が上演

怪談のあとは肝試し謎解き迷路へ

怪談を聞き終えたお客さんは肝試し迷路の受付へ。

受付では「河童と飴玉」の話になぞらえて、河童に遭遇してしまったときのために飴が配られます。
また、河童が怖い!という方向けに、つけていると河童が寄ってこなくなる?!という光る腕守りも用意されていました。
怪談のあとは肝試し謎解き迷路へ

河童がいる迷路の謎をといて脱出を目指す!

薄暗い迷路内に入ると、道中では河童がうろうろ。
お客さんは河童に行く手を阻まれながらも、迷路内にある謎を解いて進むべき道を探していきます。

ユラユラと妖しく動く河童たちに子供たちは悲鳴の嵐!
河童に立ち向かう子ども、泣いて悲鳴を上げる子どもなど、それぞれが楽しんでいる様子でした。
河童がいる迷路の謎をといて脱出を目指す!

困った人を助けてくれる「送り狐」も

迷路内には河童だけでなく、着物に狐面をかぶった「送り狐」も。
こちらも桐生の民話「送り狐」にちなんだキャラクターで、迷路や謎解きに迷った人々を正しい道に導いてくれる存在でした。
謎解きに悩んだ子どもたちにやさしくヒントを教える狐たちの姿が迷路内のあちこちで見られました。

困った人を助けてくれる「送り狐」も

無事に出口へ

迷路の謎を解いて出口にたどり着いたお客さんたち。
出口ではイベントのチラシとともに、飴玉も配られお土産として持って帰りました。
無事に出口へ

肝試し迷路企画は地元の学生が運営

謎解き迷路企画を運営したのは、桐生や近隣の学生たちでした。

IIBASHO PARKを主催したキッズバレイが運営する、子どものサードプレイスコミュニティ「夜☆ココ」に集まった中学生・高校生・大学生と、
ま伊勢崎を拠点に活動する学生団体「アスワード」に所属している高校生・大学生が中心となり、本番の約一か月前から衣装の作成や迷路の設計、謎解きの作成にあたりました。

当日は高崎健康福祉大学の大学生もスタッフとして加わり、河童役・狐役のほか、お客さんの誘導や裏方スタッフを担当。
学生たちが中心となり、地元の子供たちを楽しませる企画となりました。
肝試し迷路企画は地元の学生が運営

キッチンカーではコラボフードも販売

駐車場で展開していたキッチンカー「ワインバーココクルン」では、怪談+謎解き肝試し企画にちなんだコラボフードも販売!
「カッパきゅうり」や「まもり狐うどん」など桐生の民話にもなぞらえたフードが並び、夜の部に訪れたお客さんに提供されました。

キッチンカーではコラボフードも販売

昼・夜あわせて約900人が来場

さまざまな企画が行われ、昼・夜あわせて約900人が来場したIIBASHO PARK。

たくさんの居場所が実際に目に見えて体験できる形で集まり、地域の居場所に触れるきっかけとなりました。
また、当日は多世代がそれぞれ自分にとって心地いい居場所や楽しい居場所を選び、会場全体が「良い居場所=IIBASHO」になっていたとも言えるでしょう。

IIBASHO PARKは来年も開催予定です!
今回ご来場いただいた方も、今回は来られなかったという方も、次回ぜひご来場ください!
昼・夜あわせて約900人が来場